ヴィヴィアン・マイヤーの内面宇宙

Posted by michikosayura on   0 comments

きのうは益城町「ミナテラス」で開催された『であい・つながり・元気!熊本ワークショップ』に参加。
このワークショップは本年度通して全6回開催される。
このセミナーへの参加がパルシステムの助成金を受けた団体には義務付けられているのだけど、はじめは「年6回かー。しんど・・・」というのが正直な気持ちで、きっと眠気との闘いだろうと思ってたら、実際に参加してみると主催の大阪のNPO法人「暮らしづくりネットワーク北芝」さんの「退屈しない面白いセミナーを」の意気込みが感じられるあっという間の4時間のワークショップだった。
よかったー。6回のセミナーも楽しめそう。
きのうは自分の団体を徹底解剖してみよう、というテーマで、一団体につき30分間、ひたすら他の団体メンバーからの質問に答えていくのだ。
30分間インタビューされたのはじめて(汗)
でも答えるよりも、何度も何度も順番が回ってくる質問を考える方が大変だった。
みなさんの質問に答えた結果がこちらの「チームおひさま解剖図」



徹底して客観的に自分の団体を見ていくことで、特色、持ち味、課題、強みをあぶりだしていくという訳だ。
よか隊ネット関連の集まりに出席していつも感じるのは、言葉にならない爽快感があること。
それは、集まった全員が自分じゃなく他の誰かのために動いている人たちだからだと思う。




きょうは城南町塚原仮設にて和みのおひさまカフェを開催。
急に夏日になって住民のみなさんもお疲れだった。
今日は美紀さんのリフレクソロジー、ゆう子さんのクイックリンパケア、初美さんのアロマハンドケア、私と幾子さんの整体でお疲れのみなさんに対応。
カフェは島本さんと上野さんが担当してくださった。
上野さんのアイディアで、チームおひさまが訪問している秋津仮設と塚原仮設でお互いにエールを送りあいませんか?というコンセプトのもと、秋津仮設にプレゼントするデコレーションソープを住民のみなさんに協力していただいて作った。
いつもの智子さん手作りのおやつ。今日は見た目も美しいツヤツヤの三色水ようかんだった。











おとといDVDで見た「ヴィヴィアン・マイヤーを探して」というドキュメンタリーフィルムが最高に良かった。
生涯をベビーシッターとしてアメリカの複数の家庭を転々としながら生活していたヴィヴィアン。
その名前が世界に知られるようになったのは、ヴィヴィアンの死後間もなく、彼女がが撮り溜めていた15万枚のネガと2千本にも上る未現像フィルムを偶然にもガラクタ市で手に入れた青年が、気まぐれにその作品をネットに投稿したことからだった。
その評価は驚くほど高く、ヴィヴィアンの写真は瞬く間に世界の注目の的になった。
映画の中でも彼女が撮ったたくさんの写真が出てくるのだけど、これが、もう鳥肌が立つほどに素晴らしくて、素人の私でも写真集が欲しいと思うほどだった。
もうひとつこの映画から目が離せなかったのは、青年が徐々に明かしていくヴィヴィアンの生涯の物語があまりに数奇だったから。
ヴィヴィアンの人生は孤独そのものだった。
それは彼女自身が人とのつながりを求めなかったということもあるけれど、本当はつながりたくても(実際にある雇い主に「わたしを養女にして」と頼んだというエピソードが出てくる)、そのあまりに特異な性格のために、継続した人間関係を築くのが難しかったのだと思う。
今で言えば、ヴィヴィアンは明らかに何らかの発達障害、特にコミュニケーションの障害を抱えていたと思う。
それに加えて、彼女を知る人々が明かす数々のエピソードから、成長の過程で著しいトラウマを抱えていたことも伺える。
世間的に見れば、とても不遇な運命を生きた女性だったのだと思う。
でもヴィヴィアンの類いまれな才能と知性が、そんな不遇な人生を内側から支えた。
彼女の写真を見ていると、宇宙を思わせるような豊かな内面世界を持っていた人だということが解る。
そして、ヴィヴィアンは人を拒みながらも、人の本質に瞬時にダイレクトに繋がる能力を持っていた。
彼女は肉体としての人間をどこか忌み嫌いながら、それとは裏腹に人間の本質を鋭く見抜き、それを愛で包み込むことができた人だったと思う。
その不思議な二面性のコントラストがそのまま彼女の写真に表れている。
愛と憎しみ、希望と絶望、拒絶と受容、存在の光と闇が写真の中で美しいダンスを踊っているようだ。
それを見つめるヴィヴィアンの深い眼差しそのものに感動するのだ。
もうすっかりヴィヴィアンマイヤーのファンです。
いつか写真集も買おう。





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