ROOM

Posted by michikosayura on   0 comments

最近「なんちゃって」チャイルドシートを買ったので、わたし一人でも車で孫と外出できます。
なんちゃってチャイルドシートは格安(2500円くらい)で、「これでほんとに大丈夫なのか!?」という一抹の不安も湧いてくる代物だけど、口コミを見たらそこそこレビューも良くて「めったに車に乗せない孫のために買いました」的なコメントもあったので購入してみた。
でもうっかり警察に見られたらお咎めを受けることもあるらしいので、お勧めはしません。



今日は叔母の施設に孫を連れて行った。
施設の広いロビーを隅から隅まで歩きまわって、何のおもちゃも無いのに1時間以上も飽きずに遊んでいた。
それを叔母は車いすから嬉しそうに見てました。




きのう「ROOM」という映画のDVDを見た。
パッケージのほのぼのした親子ものの雰囲気とは裏腹に、予想を裏切るインパクトのある作品だった。
何でも脚本は実話に基いているらしい。
ティーンエイジャーの頃に男から誘拐され監禁された女性が、その狭い部屋(正確には納屋)の中を生活圏の全てとして子どもを産み育てる。
息子は生まれてこの方、この「部屋」以外の世界を一切知らない。
そしてその息子が5歳になった時、母親は決死の脱出を試みる。
その脱出劇の息をもつかせぬすごい緊迫感。
とにかくこの息子を演じている子役の演技が神がかり的に素晴らしい。
いや、この作品はキャスト全てが本当に秀逸。
なんと重い・・・を通り越してエグいテーマの作品なんだーと、前半は見るのも辛かったのだけど
(でもバイオレンスや残酷な場面は皆無ですのでご安心を)
後半、世界を初めて知る5歳の子どもの視点になって見たら涙が止まらなかった。
恐怖の監禁生活から再び自由の身になり、何不自由無い生活を送ることができるようになった母親を襲う、予想もしていなかった新たな葛藤と苦しみもとてもリアルに描かれている。
ストーリーのインパクトに甘んじない、家族それぞれの丁寧で深みのある心理描写が本当に素晴らしかった。
で、この映画がある事を理解する上でヒントになった。
グレッグ・グッドの「ダイレクトパス」を人からお借りして読んでいる。
(でも思いっきりコーヒーをこぼしたので、新しい本を買ってお返しする予定(汗))
ダイレクトパス、とはノンデュアリティまたは非二元を体験を以って学び、知るための学びのスタイル。
とにかく実験に次ぐ実験の本。
この実験が実証することは、身体を含め、世界は存在していない。存在するのは「気づき」だけだということ。
なかなか面白いし、実際に丁寧に実験してみると「言われてみればそうだー!」と納得することばかり。
でも、中にはどうしても「??」で終わってしまう実験もある。
それは「この体だって、物質だって、あるものはある」という強固な強固な既成概念が邪魔をするから。
実験をしていると、この既成概念がどうしても外れないことにもどかしさを感じる。
でも、きのう「ROOM」を見た後でダイレクトパスを読んで実験をしてみるうちに、あの少年の視点が思い出された。
もし、世界に対して何の経験も学習もしていない人間なら、この事をどう感じるだろう?
それは言わば「生まれてすぐの」赤ちゃんの状態だ。
もしわたしが「今生まれたばかり」なら、このテーブルに触れている手の感触をどう感じるだろう。
「テーブル」に触れている、ということも分からなければ、触れているのは「手」だという事も分からない。
「わたし」とテーブルは別のものだと認識するだろうか。
あらゆる概念が無ければ、そこにあるのは純粋な知覚・・・「気づき」だけではないだろうか。
それは言葉を持たない。意味を持たない。
いかなる価値判断も相対性も無い。
その赤ちゃんにあるのは「気づき」としか呼べないものだけだ。
という訳で、思わぬところから思わぬヒントをもらいました。
ううーん、それでもなかなか実験しても「目から鱗!」とは行かないなぁ。
自分にはダイレクトパスよりも奇跡講座の学びの手法の方が合っているのかもしれない。


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